アプリも結婚相談所もやることは同じだけど・・・
婚活は結婚相談所でもアプリでも、その行動に大きな違いがありません。
まずは登録して、写真を撮ってネットにアップ。
それからプロフィールを書いて、マッチングしたらお見合いして、お互いが気に入れば交際へ
ね?ほとんど同じ作業ですよね
じゃあ、違いがどこにあるのかと言えば・・・
結婚相談所だと
「相手の身元やスペックが保証されている」
「結婚したい人だけが集まる」
「カウンセラーからアドバイスがもらえる」
SNSやアプリだと
「相手の身元やスペックに保証がない」
「遊び相手探しも混じっている」
「婚活を一人で頑張る必要がある」
という感じです。
なので、どちらかというと、結婚相談所よりもアプリやSNSでの婚活の方が、手軽な分、お相手への安心感が少ないのは周知の事実でしょう。
相手からOKをもらうために知っておくこと
方法の違いはあれど、せっかくお相手と会えたのに、そこから先になかなか進めない人がいるんです。
もちろんお断りされる原因は色々ありますが、けっこうな確率で「きっと原因はここ」ということがあります。
その原因のひとつが、お見合いを、自己紹介や自分のことを発表するオーディションだと勘違いしているってこと。
婚活ではよく「選ぶ前に選ばれること」と言われますが、これはあくまでもお見合いをする前に使われる言葉。
つまりお互いが直接会う前の段階では、写真と文字情報だけが頼りで性格などはわかりません。
だから、写真やファッション、PR文をしっかり用意しましょうねっていう意味があります。
もちろん、お見合い後もそういう努力は、違う意味で程度必要ですけどね。
ただ、その言葉をお見合いの現場で取り違えてしまうと、交際まで行けなかった💦という事態が発生します。
最初に言っておくと
お見合いは自分をアピールする場所じゃないんです。
名前や顔、スペックなどはお見合い前のデータでわかっていること。
そして、ネットで見られるのはほぼ自己紹介なんです。
そして、その自己紹介を見た上で、お互いが気に入ったり、気になったりしたからお見合いが成立するわけで、わざわざ同じことをお見合いで繰り返すことはありませんよね
例えば「趣味は旅行です」ってプロフィールに書いてあったとして、お見合い場所でそれを繰り返す意味はないですよね。
そう言う事が話題のネタにはなるため、お相手から
「旅行がお好きなんですよね」
とか
「どこがよかったですか?」
なんて会話になりますが、ここでちょっと考えてください。
今の質問をされたらどう思いますか?
「あっ、この人は自分の話を聞きたいんだな」
って考えませんか
そう、これが大事なんです。
そして、これこそお見合いの最大のポイント。
実はお見合いって選んでもらうオーディションじゃなくて「あなたのことをよく知りたいと思っています」ってお相手に伝える場所なんです。
お見合い最初の目的は交際!
先ほども書きましたが、お見合いができているという事は、少なくとも見た目やスペックなどが気になったから、二人が会ったんです。
でも、お互いの相性はいいのか? これから一緒に過ごしていけるのか?
そんな大それたことを、たかが一時間くらいで判断するのは不可能です
お見合いはオーディションじゃないって書きましたが、そもそもオーディションとお見合いは目的が違います。
オーディションなら見た目や歌唱力、踊りの実力などを審査員へアピールしなければなりません。
そして、合格に必要なのは、相手が求めているスキルの有無
だから、オーディション参加者は選んでもらうために、アピールできることを一生懸命アピールします。
これをお見合いに当てはめるとよくわかります。
自分の仕事は〇〇で、収入はいくらで、趣味はこんなことで、結婚したい気持ちは誰にも負けません
と、ひたすら訴えたところで、相手からドン引きされるのがオチです
お見合いの最初の目的は交際に進むこと!
そして、そこに進むためには、まずお相手から
「また会ってもいいかな?」と思ってもらう事です。
そのために必要なのが、全力の自己紹介ではなく
「あなたのことがもっと知りたいです」というアピール
お相手に質問されたことには、しっかり答える。
その上で、こちらからも質問をするんです。
趣味のこと、仕事のこと、生活のこと質問は何でもOK。
重要なのは、そこから先。
「〇〇が趣味なんです」って答えが返ってきたとして、
「そうなんですね」
で終わらせたら話が続きません💦
そうじゃなくて
「詳しく教えてください」
「始めたきっかけはなんですか?」
「一緒にできたら楽しそうですね」
こんな話題につなげていきましょう。
最後にもう一度・・・
「あなたのことをもっと知りたい」っていう気持ち伝えること
これがお見合いの本当の意味であり、結婚への第一歩なんですよ