色んな部分で感心したり驚いたり
昨日、フジテレビで婚活を題材にしたドキュメンタリー番組が放映されました。
もちろん、婚活業界で仕事をする立場からすれば、見逃すわけにいきません
番組の内容としては、未婚の31歳女性が、コロナ禍の中で結婚相談所を通じての婚活を追いかけると言うものです。
番組は前編と後編に分かれていて、前編は仮交際に進んだ資産家の年上男性との初デートまで。
水上バスでデートをした後、男性が誕生日プレゼントとしてネックスを渡すのですが、どうやらこのあとに一波乱あるみたいな予告編でした。
で、今回の番組で登場するのは、たびたびメディアにも取り上げられる、結婚相談所とカウンセラーさんなんです。
そのカウンセリング風景や会話内容などが、ちょっとだけ放映されるんです。
それを見て、思ったこと。
「この会員さんってめっちゃ真面目!」
ってこと。
なにせ、1対1のカウンセリング中にメモを取っているんです。
たぶん、この相談所のやり方なんでしょうが、大切な言葉やアドバイスを書き留めているようです。
チラッと映った女性のノートにはびっしりと文字が書きこまれていました。
さらに、このカウンセラーさんの著書を何回も読み直し、重要なところには付箋が・・・💦
もう、これだけでおなか一杯って感じですが、もしこの作業をエミリアの会員さん全員に指示したらどうなるかな?と考えてしまいました。
そんなことまでしたくないですっ!
たぶんですが、面談ごとにメモ取って、あとで見返して反省
って強制したら、そんなことしたくないですっ!ていう会員さん多いだろうな(笑)
もちろん、面談時にメモを取るのがダメだと言う気はありません。
アサラー、アラフォーの婚活には、それくらいの熱がなければいけないのかもしれません。
でも、それが万人に当てはまる方法ってわけじゃないですよね。
その相談所によって、やり方もカラーも全然違います。
会員さんにある程度任せるところもあれば、ギッチリと型式通りに進めさせる相談所だってあります。
会員さんの悩みや相談に乗るのは当然ですが、結婚すること、結婚相手を見つけることを最優先に婚活を進めるところだってあるでしょう。
どんな婚活をしたいか?それが重要
では、ちょっと考えてみてください。
成婚率がとても高いけれど、カウンセラーの言う事を絶対に聞かないといけない相談所。
こちらは洋服やメイク、趣味や習い事、中には体重や髪型まで指定するなんてスパルタです。
いっぽうで、優しいカウンセラーがいつも気にかけてくれるけれど、それほど厳しくない相談所です。
もちろん、成婚率が高いなんて宣伝はしていません。
あなたなら、どちらを選びますか?
少しでも早く、絶対に結婚がしたい!
そんな方は厳しい結婚相談所の方が合っているかも知れませんね。
だって結婚することが目的なんですから。
逆に
結婚はしたい。でもいろんなことを強制されたり、今さら趣味や嗜好を変えるなんてできない。
こんな人なら、厳しい結婚相談所は合わないと思います。
これって言い換えると、
婚活はいいとこ取りができないってことなんです。
人の言う事は聞きたくないけど、理想の人と早めに結婚したい。
これって難しいパターンです。
理想の人と・・・というなら自分だってそれなりに努力しなきゃダメ
早めに・・・っていうのなら、自分のペースじゃ間に合わない💦
希望を叶えたいなら、カウンセラーのアドバイスや指示に従うことはとっても大切なんです
だって、仲人やカウンセラーはその道のプロなんですから
カウンセラー選びを間違えると婚活疲れが早まります
結婚相談所を選ぶときの基準は人それぞれ。
費用、成婚率、会員数、場所
でも、一番気にして欲しいのは「結婚相談所のスタイル」です。
結婚相談所のホームページにはいろんなことが書いてあるので、ほとんどのことは、事前に知ることができます。
そして、よく見ればなんとなく、その結婚相談所がどんなカラーを持っているのかもわかるはずです。
大手なのか、中小なのか、スパルタなのか、のんびりなのか?
自分に合ったスタイルの結婚相談所のほうが婚活だってやりやすいのは間違いありません。
でも、本当に判断基準として重要なのは「カウンセラーの質と考え方」
ということは入会先を決める=カウンセラーを見るってこと
そのためには、入会面談をしっかりとしてもらい、なおかつ自分のことを担当してくれるカウンセラーと直接話すことが最低条件です。
いざ、結婚相談所で婚活を始めたけれど
「役に立つアドバイスを何してくれない」
「カウンセラーの意見を押し付けてくる」
こんな温度差があったらいまくいくものもうまくいきません。
そして、その結果は
うまくいかないから、結婚はいいやという婚活疲れを起こしてしまうんです。
カウンセラー選びは先生選び
自分に合ったカウンセラーと巡り合うのは、先生の選び方と似ています。
学校や塾の先生、ゴルフやサッカーのコーチ、どんなジャンルの先生でも、明らかに間違っていることは言いません。
そのジャンルで成果が出るようにいろんな方法で教えてくれるはずです。
でも残念ながら、先生と生徒の間で合う合わないという問題は必ず発生します。
ある人はA先生に教わったらあっという間に上達したと言い、またある人は、A先生よりB先生の方がわかりやすいし結果が出たなんていうことだって珍しくありません。
良い先生に巡り合う、こればかりは運だと言う人もいます。
でも結婚相談所で、自分と合う先生と巡り合うためには、事前の情報収集と実際に面談で話しをするのが一番です。
もちろん、金銭的な余裕があるのであれば、違う結婚相談所に移籍するなんていうのも方法のひとつです。
では、合うか合わないかってどこで見分けるの?というお話です。
お相手探しの時に
「顔はついていればいいからね!」
そう言われたらどう思いますか?
そういうアドバイスなんだ!
そうやって考えた方が成婚への近道なんだ!
と思えるなら、相性は悪くないと思います。
逆に
「何言ってんの?」
「顔は大事に決まってるじゃん!」
と思うなら、合わないかもしれませんね。
※ただしカウンセラーが言う「顔はどうでもいい」にどんな意味があるのかをちゃんと理解する必要はあるでしょうね。
結局は自分次第、それが婚活
番組の中で婚活女性がこんな報告をカウンセラーにしていたそうです(上画像)
この報告を見て、みなさんはどう思いますか?
(この結婚相談所凄いですね、まさに予備校!このやり方についていく情熱とやる気は必要そうです💦)
どれほどの情熱を持って婚活に望むのか?
どこまで自分を変えることができるのか?
そして、結婚というゴールをどれだけ具体的に想像できるのか?
婚活するにあたって、いろんな条件もあれば、置かれた環境の違いもあるでしょう。
でも、結局は本人のやる気しだいなんですよね
そして、会員さんのやる気を出させてあげたり、支えたり、守ったりするのがカウンセラーの大きな役目です。
賛否両論あるかもしれませんが、エミリアは「会員を結婚させること」だけが目的じゃないと思っています。
それだけが目的だとしたら「相手なんか誰でもいいから、できる人と結婚しなさい」ってことになりますからね。
一緒に幸せを掴みに行く
これがエミリアのモットーです。
では最後に・・・
番組の中で印象に残った言葉で締めくくりたいと思います。
「結婚する理由、それは今よりも幸せになるため」
ホントそれっ